2026-03-06

~聞き流し談話~ 『デビルワールド』 悪魔の親玉による勝手気ままな強制スクロール





任天堂とインテリジェントシステムズ開発の、1984年発売のドットイート型アクションゲームです。宮本茂氏が手掛けた初のコンソール専用タイトルでもあります。

• 主人公のタマゴンがデビルの世界を攻撃する物語で、全3ステージで1ラウンドを構成します。各ステージでドット回収、封印、ボーナス面を繰り返します。

• 画面上部のデビルが指さす方向に、迷路全体がランダムに強制スクロールするのが最大の特徴です。壁と画面の境界に挟まれると1ミスになるため注意が必要です。

• 十字架やバイブルを持つと火を噴き、敵を無力化したりドットを食べたりできるようになります。これらを持たない状態のタマゴンは敵に対して無力です。

• 北米では十字架等の宗教的アイコンの使用制限により、2023年まで長らく未発売でした。欧州では1987年に発売され、デビルの名称が「デモン」に変更されました。

• 個性的なBGMや可愛らしいグラフィックが評価されており、既存ジャンルに独自要素を加えた良作です。『パックマン』のクローンの中でも高い評価を得ています。

• ランダムなスクロールでドットが取れなくなったり、挟まれたりする理不尽な状況が発生します。自分のペースで攻略しにくい点が、賛否や問題点として挙げられます。

• 近年はバーチャルコンソールやNintendo Switch Onlineで配信され、現行機でも遊べます。デビルは『スマブラ』のアシストフィギュア等にも登場しています。

• タマゴンが孵化する際の効果音は、後に『スーパーマリオワールド』のヨッシーの孵化音に流用されました。また、当時の定価変更により2種類のパッケージが存在します。

• 知名度は控えめですが、強制スクロールという斬新な概念を導入した宮本茂氏の創意工夫が光る佳作です。シンプルながらも忙しく、独特の緊張感を楽しめる作品です。

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