2026-03-19

~聞き流し談話~ 『ボナンザブラザーズ』 斬新なプラスチック調のグラフィック





• 1990年にセガから登場した2D横スクロールのステルスアクション。System 24基板による立体的なCG調グラフィックと、上下二分割の画面構成が特徴です。

• 日本版は泥棒兄弟が悪の街で証拠品を盗む義賊的な物語ですが、海外版は警察に雇われた調査員が警備施設の脆弱性をテストするという設定に変更されています。

• 赤い服のロボと青い服のモボの兄弟で、映画『ブルース・ブラザーズ』がモデル。海外ではマイク、スパイクと呼ばれ、独特の笑い声も個性的です。

• 3分以内にお宝を全て回収し脱出するのが目的。奥行きを利用して隠れるほか、扉を開けて敵を気絶させるなど、暴力に頼らず敵をやり過ごす戦略が求められます。

• 物語設定のほか、海外版では主人公が犯罪者に見えないようオープニングの指名手配演出がカットされるなど、当時の市場や倫理基準に合わせた調整が行われました。

• ジャズやファンクを融合させたスタイリッシュなBGMや、2人協力プレイでの高度な連携が絶賛されました。ステルス要素を一般に広めた先駆的作品として評価されています。

• ジャンプの挙動が重い点や、家庭用では無限コンティニューにより難易度が低すぎる点が指摘されました。メガドライブ版は容量の都合で一部ステージが削除されています。

• 直接の続編はないものの、デザインを継承した『タントアール』等のスピンオフが誕生。

• 「ボナンザ」はスペイン語で「宝の山」を意味します。放置するとハエがたかる演出や、海外の一部ソフトでは暴力性を理由に収録が見送られたという逸話もあります。

• 敵を倒すより「目的を達成して逃げる」楽しさを提示した、16ビット時代の傑作。技術的挑戦とコミカルな演出が融合した、セガの歴史を象徴するアイコンの一つです。

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